停電に対する製品群別の
ガイドライン
停電時のホシザキ製品の対応の目安を以下に報告いたします。 すべてを保障するものではありませんのでご留意ください。
とりわけ復旧時に一斉に電源が入りますと、突入電流によりお店全体のブレーカが遮断する可能性がありますので電気の復旧確認後、順次電源投入をお願いします。
※停電時は、取扱説明書の「停止のしかた」に従い製品を停止させてください。
※電源復旧後は、取扱説明書の「運転のしかた」に従い製品を運転させてください。
ご不明、ご心配な事がありましたら、
最寄りのホシザキ営業所にご連絡ください。
各製品群別ガイドライン
冷蔵庫/冷凍庫群
- 停電時は、電源スイッチ(運転スイッチ)を「切」にしてください。もしくは、電源プラグを抜いてください。
- 電源復旧確認後、機器ごとに順次電源を入れてください。(投入後3分~5分でスタートします。)
- 冷却運転時、電源スイッチ(運転スイッチ)を「切」にした場合、周囲温度20℃前後で庫内に食材がない場合、3時間後冷蔵庫においては、庫内温度3℃が10℃付近まで庫内温度が上がります。冷凍庫につきましても庫内温度-20℃が0℃付近まで温度が上がります。
- 上記は庫内に食材がない場合の条件であり、庫内の温度は食材の量や周囲温度によって変わりますので、食材の使用判断はお客様にてお願いします。
停電時は、氷や冷却された保冷材があれば投入をお勧めします。
※短時間の停電の場合は、扉の開閉は極力避けてください。
※長期間の停電の場合は、庫内の食材を出して清潔に清掃してください。
プレハブ冷蔵庫/冷凍庫群
- 停電時は、運転スイッチを「切」にしてください。元電源は切らないでください。
- 電源復旧確認後、再起動前に室外機のクランクケースヒータによりコンプレッサの予熱を30分行う必要があります。30分間待ってから運転スイッチを「入」にしてください。
(投入後3分~5分で冷却運転を開始します。)
- 冷却運転時、電源スイッチ(運転スイッチ)を「切」にした状態において周囲温度20℃前後で庫内に食材がない場合、3時間後冷蔵庫においては庫内温度3℃が10℃付近まで庫内温度が上がります。冷凍庫につきましても庫内温度-20℃が0℃付近まで温度が上がります。
- 上記は無負荷条件であり、庫内の温度は食材の量や周囲温度によって変わりますので、食材の使用判断はお客様にてお願いします。
停電時は氷や冷却された保冷材があれば投入をお勧めします。
※短時間の停電の場合は、扉の開閉は極力避けてください。
※長期間の停電の場合は、庫内の食材を出して清潔に清掃してください。
上記処置を行わなかった場合の影響
・再起動時、冷媒が圧縮機に寝込むことにより圧縮機の故障の恐れがあります。
・再起動時に高圧圧力スイッチが動作する恐れがあります。
製氷機群
製氷機(IM、CM、FM、DCM)
- 停電時は、電源スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、電源スイッチを「入」にしてください。
製氷機(KM)
- 停電時は、運転スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、圧縮機クランクケースヒーターへの通電のため3時間後運転スイッチを「入」にしてください。
この操作をしないと圧縮機故障の原因となります。
製氷機(シングラスTM)
- 停電時は、リモートスイッチを「切」にしてください。 この操作をしないと凍りつきによりタンクが破損することがあります。
- 電源復帰確認後、圧縮機クランクケースヒーターへの通電のため3時間後リモートスイッチを「入」にしてください。
この操作をしないと圧縮機故障の原因となります。
Rシリーズ(R-2500、R-3500)
- 停電時は、運転スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、圧縮機クランクケースヒーターへの通電のため3時間後運転スイッチを「入」にしてください。
この操作をしないと圧縮機故障の原因となります。
Rシリーズ(R-5000、R-7000、R-10000)
- 停電時は、運転スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、圧縮機クランクケースヒーターへの通電のため3時間後運転スイッチを「入」にしてください。
この操作をしないと圧縮機故障の原因となります。
製氷機(大形TM)
- 停電時は、運転スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、圧縮機クランクケースヒーターへの通電のため3時間後運転スイッチを「入」にしてください。
この操作をしないと圧縮機故障の原因となります。
給茶機群
PTE、ATE 給茶機(断水なし)
- 停電時は、電源スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、電源スイッチを「入」にしてください。
- タイマー運転の設定はバックアップ(2週間)されます。2週間以上停電している場合は、再度タイマー設定が必要です。
PT、AT 給茶機(断水なし)
- 停電時は、電源スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、電源スイッチを「入」にしてください。
- タイマー運転の設定のバックアップは30分です。タイマー運転する場合は再設定が必要となります。
ネタケース群
- 停電時は、食材を別の保冷場所に移動してください。
- 停電時は、電源スイッチ(運転スイッチ)を「切」にしてください。もしくは、電源プラグを抜いてください。
- 電源復旧確認後、電源を入れてください。
- ケース内が冷えるまで約1時間掛かります。ケース内が十分に冷却された事を確認してから食材を入れてください。
電解水群
- 停電時は、電源スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰確認後、電源スイッチを「入」にしてください。
- 装置に接続および内蔵している軟水機タイマーの時刻を合わせてください。
- 貯水式については、さらに運転(注出)スイッチを「入」にしてください。
ビールディスペンサー
- 停電時は、電源プラグを抜いてください。
一部の機種(アンダーカウンターやDBF–T20タイプ、150タイプ)は電源スイッチを「切」にしてください。
- 電源復帰後、電源プラグを挿し込むまたは電源スイッチを「入」にしてください。
- 空冷機はビール樽温度が上がります。 しばらくビール樽を冷却してから使用してください。
- オート機はビール注出中に電源が切れるとビールが出っぱなしになるので、ディスペンスヘッドのレバーを上げてください。
消毒保管庫(HSB)
- 停電時は、電源スイッチ(運転スイッチ)を「切」にしてください。もしくは、電源プラグを抜いてください。
- 電源復旧確認後、機器ごとに順次電源を入れてください。
- 運転中に停電の場合は、操作パネルにて停電モードをONにしてください。
停電モードの操作方法 : 温度設定ボタンをおしながら時間設定ボタンを押すと、停電モード設定画面になります。庫内温度表示部に停電モードが表示されます。温度設定ボタンを押したまま温度増ボタンを押して表示を[Fon]にしてください。(取扱説明書P.15に記載)
調理機器(IH、MIC)
- 停電時は、電源スイッチ(運転スイッチ)を「切」にしてください。もしくは電源プラグを抜いてください。
- 電源復旧確認後、機器ごとに順次電源を入れてください。
食器洗浄機群
- 停電時は、本体の運転スイッチ、電源スイッチを順に「切」にしてください。
- 電気およびガスブースターの電源スイッチを「切」にしてください。
- 洗浄タンクの湯を排水してください。(貯めたままにしておくと電源復旧時に機器が使用できるまでの温度復帰(昇温待機時間)を要します)
- 停電の間、ドアは閉めておいてください。
- 電源復旧確認後、機器ごとに順次電源を入れてください。
電気フライヤー群
- 停電時は、調理完了し、油槽から食材を取り出しておいてください。
- 停電時は、電源スイッチを「切」にして元電源を「切」、もしくは電源プラグを抜いてください。 電源スイッチを「切」にしておかないと電源復旧後、ヒータ通電(油の再加熱)を自動的に開始しますので火災や火傷の危険があります。