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マグロの横綱(よこづな)といえば、やっぱりクロマグロ。成長するとその体重は300㎏をこえるといわれ、たとえばおすもうさんと比べると、横綱・白鵬(はくほう)ふたりぶんの重さです。そのうえこの巨体で、時速100㎞をこえるスピードで泳いだりするのですから驚きです。でも、その呼吸のしくみのせいで、泳ぐのをやめると窒息(ちっそく)してしまうのがかれらのさだめ。まさしく「生きることは泳ぐこと」なのです。
ごはんとの相性がよいのはマグロの大きな特長のひとつ。すしネタとして人気が高いのも当然です。同じクロマグロでも、赤身、大トロ、中トロ、背トロ、中落ちなど、使う部位によって味わいはさまざま。また、赤身をしょうゆにつけこんだ「ヅケ」やトロを軽く火にかけた「あぶり」、さらにはおなじみの鉄火巻、ネギトロ巻など、手のかけかたによってもいろんな味の世界が楽しめます。
おすしにおさしみ…日本人はマグロが大好きですが、どのくらいのマグロを食べているのでしょうか?2007年に世界中でとれたマグロは174.6万トンにのぼります。そのうち日本で消費されたのは、全体の約27%(47.3万トン)。世界中のマグロの4分の1以上が日本で食べられていることになります。これを日本の人口(約1億3,000万人)で割ると一人あたりがなんと約3キロに。すべてをおすしやおさしみで食べているわけではないですが、日本人はたくさんマグロを食べていることがわかります。
日本人のほとんどは、つい百年ほど前までマグロは赤身しか食べなかったのだとか。あぶらの多いトロは、「ネコまたぎ」、つまり魚好きのネコさえまたいでとおる魚といわれたそうです。そんなトロがもてはやされるようになったのは、戦後、食生活の欧米化によって日本人がアブラっこいものを好むようになったから。日本人の舌に合わせて、あるいはネコの舌も変わったかもしれませんが、さて、ネコはいまでもトロをまたぐでしょうか?