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ウニといえばあのトゲトゲ。漢字で「海胆」以外に「海栗」の字をあてるのも、イガグリを思わせるその姿から。同様に、英語名の“sea urchin”(海のハリネズミ)もトゲが命名のポイントになっています。いっぽう、バフンウニの「バフン」は馬の糞(ふん)。トゲが短いため、まるで馬糞が磯(いそ)にバラバラと転がっているように見えることから名づけられたようです。けれど、馬糞そのものを見る機会も少ない今日このごろ。ピンとくる人は少ないかもしれませんね。
おすしの軍艦巻(ぐんかんまき)にのっている、プリッとしたウニの黄金色(こがねいろ)の部分――あれはウニの新しい命を生みだす生殖巣(せいしょくそう)とよばれる部分。ウニにもオスとメスがいますから、私たちはウニの精巣か卵巣のどちらかをいただいていることになります。豊かな風味ととろけるような食感は、もしかすると生命の神秘に通じる味わいなのかもしれません。
ウニといえば、海の底でじっとしているイメージですが、実際はエサとなる藻(も)を取ったり、外敵からかくれたりと移動しています。しかもウニは意外と身軽。殻をおおったトゲの間から管足(かんそく)とよばれる細いチューブ状の足を何本も伸ばし、その先についた吸盤を器用に使って移動します。その速さは、なんとカタツムリの約10倍とか。ウニは見かけによらないもの、ですね。
食用ウニでもっとも味がよいとされるのがバフンウニ。江戸時代、カラスミやコノワタと並び三大珍味のひとつとして知られた福井県の「越前(えちぜん)ウニ」もこのバフンウニの加工品でした。やはりバフンウニの産地である山口県の「うにめし」は、新鮮なウニを使ったたきこみご飯。米にしょうゆや酒を入れてたき、沸騰(ふっとう)しかけたらウニを入れてさらにたきこむというもので、もともとはウニをとる海女さんたちの料理だったそうです。