生産地から食卓までの“旅した”距離が短い食べ物を食べた方が、輸送する時に出る二酸化炭素(CO2)などの量を少なくできるだろう、という考え(フード・マイルズ)からつくりだされたもの。輸入食料の場合、「輸入された量×輸送された距離」で計算され、この数値が大きい国ほど、地球環境にやさしくないと考えられます。日本は?というと・・・人口1人当たりのフード・マイレージはドイツ、フランスの約3~4倍、アメリカの約7倍(2001年)にもなるのです!日本は、長い旅をしてエネルギーをたくさん使った輸入食料にたよりすぎているのですね。
出典:農林水産省「農林水産政策研究 第5号」