DEVEROPMENT & PRODUCTION

研究開発・品質管理体制&製造技術体制

独創の技術が、
プロの現場を革新する。

「他にはない価値」を追求する研究開発と、世界基準の品質を維持する製造体制。ホシザキグループは、創業以来のポリシーを基盤に、プロの細かなニーズを具現化しています。優れた技術と安定した供給体制の両輪で、食のプロフェッショナルが真に安心して使いこなせる製品を追求し続けます。

ホシザキの製品開発システムの概念図。市場のニーズと営業の改善要望を起点に、開発→設計→試作→量産試作→製造→出荷へ循環し、中央の「品質保証」が試作検査・量産化検査・完成品検査を通じて支える。
研究開発・品質管理体制

研究開発・品質管理体制

独自の技術に基づくオリジナル製品を創造し、お客様のニーズに応え続ける

ホシザキグループは創業以来「オリジナル製品を持たない企業に飛躍はない」という企業ポリシーを持ち、独自の技術に基づくオリジナル製品の創造に取り組んでいます。研究開発活動は、国内ではホシザキ株式会社及び、子会社である株式会社ネスター、海外ではHOSHIZAKI AMERICA INC,とLANCER CORPORATIONがおこなっています。

ホシザキグループの研究開発部門

グループ戦略に基づき、基礎技術の確立や新規分野・新規技術を用いた製品の機能開発、要素技術・制御技術を中心とした製品の先行開発を担っています。

各工場の研究開発部門

自社工場で生産する新製品の開発、モデルチェンジ、改良等の業務を担うことが基本です。グループ戦略に沿った製品の開発と、地域の特性にあった技術開発を目指しています。

研究開発と品質保証の連携で、厳しい基準をクリアしたものだけを製品化へ

ホシザキグループでは、市場情報収集から要素開発、試作、設計、生産フォローアップまで、一貫した研究体制を持つことにより、お客様の多様なニーズにあった対応をおこなっています。
開発設計段階においては、厳しい品質基準を設定し、業務用という厳しい使用環境に耐え得る構造設計をおこなうことで、高品質を保持。高温・高湿の厨房を想定した試験室では、過酷な条件下での実験が繰り返しおこなわれ、テストに合格した技術や部品のみが採用されます。それが、同業他社に比べて、故障頻度の少ない理由です。
生産ラインの現場においては、各工程ごとに品質レベルをきめ細かくチェック。完成品についても、1台ごとに厳しい完成品検査(最終検査)に合格したものだけが出荷され、市場に送り出される仕組みになっています。
お客様からのご指摘に対しては、原因を徹底的に追究し、品質保証に関わる部署に直ちに詳細を連絡して、次の製品開発・改良に反映させています。

高い品質を実現する約60の共通試験基準と専用試験基準。品質試験基準の例(騒音試験基準、高電圧試験基準、注水絶縁試験、転倒角試験基準、ヒータ通電試験基準、温度上昇試験基準、可燃性冷媒使用試験要領、耐湿絶縁試験基準、レッカー車吊り上げ試験基準など)をラベルで列挙し、下段に作業者が製品の試験・検査を行う写真を2点配置した画像。

環境・安全・衛生・省エネ…時代のニーズにあわせた研究開発コンセプト

近年、地球規模での課題である、環境・安全・衛生・省エネへの対応にホシザキとして注力しています。2005年度に開発した「省エネ型業務用冷蔵庫Xタイプ」は、業界初となるインバーター制御方式を採用し、第16回省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」(財団法人省エネルギーセンター主催)を受賞。その後継機となる「Zタイプ」では、さらに省エネを進化させ、省エネ率49%を実現しました。全自動製氷機「Mシリーズ」は製氷機構造部の見直しを図り、製氷能力はそのままに経済性を大幅にアップさせました(消費水量:平均約50%削減。電力:高効率コンプレッサーや高効率モーターを取り入れたことにより最大30%削減)。また、食器洗浄機では、低消費水量(すすぎ約43%削減)、低環境負荷(洗剤量約71%削減)を実現したアンダーカウンタータイプを開発し、製品化しています。このほかの製品においても、大幅なランニングコストの低減を実現する製品を開発し、省エネ、省資源化を実現しています。

左に冷蔵庫の製品画像、右に「年間消費電力量比較」の棒グラフ。Xタイプ(インバーター制御搭載 HR-120X、2005年発売)980kWh/年で約30,400円/年、Zタイプ(インバーター制御搭載 HR-120Z、2011年発売)500kWh/年で約15,500円/年、Aタイプ(インバーター制御搭載 HR-120A-1、2021年発売)440kWh/年で約13,600円/年、Bタイプ(インバーター制御搭載 HR-120B、2024年発売)450kWh/年で約14,000円/年。

※年間消費電力量は、JIS B 8630(2009年版)で決められた測定方法と計算方法において得られた値を表示しております。
年間消費電力量測定方法:周囲温度30℃、周囲湿度70%以上、庫内温度(冷蔵:4℃以下、冷凍:ー20℃以下)、扉開閉回数(冷蔵:5分に1回10秒開放 計72回/日、冷凍:15分に1回10秒開放 計24回/日)、1日当たりの消費電力量×365日分

万が一の不適合事象にも迅速、確実に対応する品質管理体制

ホシザキグループでは自社工場、仕入先・外注先を問わず、すべての不適合データを集積・分析し、再発防止を心掛けています。不適合が再発する取引先には工場監査による指導をおこなっており、品質に改善が見られない場合は新規部品の発注抑制、既存品取引の縮小、取引中止等の措置を取っています。こうした厳格な品質管理体制がお客様満足度の高い製品の提供へとつながっています。

「お客様からのご指摘」→「品質保証部にて受付」→「自社工場」または「外注先」へ展開し、原因究明と対策を行って「今後の対応・製品開発に反映」する流れを示す画像。自社工場では迅速に原因究明し生産管理部門など関連部署へ連絡して早期解決を図る。外注先には不適合部品・製品・原材料などについて「品質異常連絡書」を送付し、原因究明後にホシザキへ調査・対策書を提出する。
製造技術体制

製造技術体制

優れた技術、高度な製造設備、厳格な品質基準が製品の安定供給を構築

ホシザキグループの製造機能は、国内では主としてホシザキ株式会社が担っています。北中米では主にHOSHIZAKI AMERICA,INC.とLANCER CORPORATIONが、欧州ではHOSHIZAKI EUROPE LTD.が、中国では星崎商厨智造(蘇州)有限公司が製造部門を担っており、グローバルなお客様のニーズにお応えできる生産体制を敷いております。 そこで構築されている製造技術体制には、お客様が求める製品を安定供給していく上で重要となる、ホシザキグループならではの強みが息づいています。

製造技術におけるホシザキグループの強み

技術力(加工技術、ステンレス鋼板の溶接技術、高度な切削技術など)と、大型設備を含むシステム化された製造設備が、多品種少量生産を支え、品質安定・リードタイム短縮・低コスト化を実現することを示す説明図。下部に「厳格な品質基準」とISOに基づく検査体制の説明文がある。

環境へ配慮した製造体制とこれからの方向性

2006年5月から低地球温暖化係数を実現するため、製造設備の切り替えにも着手しています。2007年1月からはフロンを使用しない断熱剤発泡方式(シクロペンタン発泡方式)を採用したテーブル型冷蔵庫の製造を開始しており、現在、国内外各工場での切り替え、導入を計画中です。
一方、近年、企業に求められている環境への配慮が、製品コストを引き上げる要因の1つになっているのも事実です。加えて、原油価格高騰に伴う原材料の値上がりなども踏まえると、コストダウン計画の実践も急務となるなか、当社は、生産改善や原材料の海外調達によるコスト削減活動を継続して行っています。 この取り組みは海外でも進められており、お客様がお求めやすい価格で、なおかつ環境にも配慮した製品の供給を目指して、星崎商厨智造(蘇州)有限公司で小型製氷機の生産を開始。ここを拠点とした世界市場への供給も開始しております。

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