しぼりたての牛乳をその日のうちに加工している「いでぼく」。衛生管理が 行き届き、ストレスフリーで育てられた牛からとれる牛乳は、カルシウム豊富で低カロリーかつ無添加のため大人気。商品はジェラートやチーズ、パンの原材料として幅広く展開している。
※お客様独自のご使用方法と感想であり、効果を保証するものではありません。
牛乳の生産から販売までを行っているいでぼくは、品質維持のために徹底した衛生管理を実施。生乳や牛舎の衛生環境も、細かな基準を独自に設け、常に記録、管理している。そしてその高い衛生管理に貢献しているのが微酸性電解水(以下:電解水)だ。
いでぼくは、牛舎に入る時点から衛生管理を徹底。牛舎の作業員は必ず長靴を電解水で洗浄してから牛舎に入る。搾乳作業では牛種が変わる度に搾乳機を電解水に浸け除菌している。
通常、牛舎の感染症予防には石灰などが有効だが、使い方の注意点や使用制限、牛への影響など問題がいくつかある。そこで注目したのが電解水だ。電解水は高い殺菌力を持つが残留性が低いため、動物や環境にもやさしい水であり、食品の殺菌、器具の除菌などあらゆる場面で使うことができる。石灰と併用することでより高い衛生管理ができる上、安全安心な商品を提供することができている。
搾乳機はバケツに溜めた電解水で除菌
出荷後の様子。出荷前は乳缶が山積みされているという
加工場でも、電解水は生乳の品質を守っている。生乳は細菌が繁殖しやすいため、乳缶は必ず殺菌しなければならない。そこで出荷前には電解水を乳缶の中に溜めておき、洗浄した後生乳を入れている。生乳は臭いを吸収しやすいが、電解水であれば塩素が速やかに分解されるため塩素臭もなく、生乳に臭いがつかないので品質に影響を与えない。
「次亜ソーは効力を弱めれば臭いはなくなるが、それでは意味が無いし、強めれば異臭を感じる。それに比べて電解水は塩素が分解されればほとんど臭いがしないため、これ以上のものは無い。」と井出さんは言う。しぼりたての牛乳の味にこだわるからこそ「風味」は譲れない要素だ。
風味を損なわないため、牛乳容器には瓶を使っている。
お話を伺った井出様
現在建設中の新牛舎では電解水の導入を既に決定。牧場に遊びに来られるお客様は、柵の向こうから牛舎や放牧される牛の様子を観察することができ、道路を挟んだ隣にはチーズ工房なども建つ。そのため、こちらも臭い対策は万全だ。この牛舎でも、作業員は出入りの際に電解水で長靴を洗う予定。
良い環境が保てれば、牛舎独特の臭いも抑えることができるという。
ホシザキの電解水を選んだのは、その理論が信頼できたからだという。大切な牛に使う以上、安全安心の裏付けが必要だ。ホシザキには長年培った電解水技術の理論的な裏付けがあり、様々な分野で多くの納入実績がある。見た目には単なる水だが、衛生管理に大きく貢献できる水であることを立証し信頼を得ることに繋がった。
新店舗 COW RESORT IDEBOK