通常、冷蔵庫の庫内中心温度は5~6℃の幅で上下していますが、恒温高湿庫では、その幅わずか2℃。
庫内温度をほぼ一定に保つことにより、食品の細胞組織をこわすことなく、高鮮度の状態を長く保つことができます。
肉や魚から出た汁、ドリップに含まれるうまみ成分が失われるため、食材本来のおいしさがそこなわれてしまいます。
水分が流出し、全体の量が減ってしまいます。また内部の色素たんぱく質やドリップの酸化により、変色も進みます。
うまみの素であるアミノ酸の分解、色素タンパクの酸化による変色などを抑えて高鮮度を維持。冷凍物の解凍時にはドリップの流出を抑えます。
食品によって異なる凍結点に対応することができ、理想的な保存が可能です。