- Question.1
- 現在所属する部署の役割、業務内容は?
- 私が所属する課では、主に海外事業拡大に向けた中期計画や予算についてグループ会社への指導、戦略商品の開発支援、M&A及び現地法人設立に関する業務を行っています。部内では、その他にも海外営業課題の優先順位を決定し、その進捗管理、海外現地法人トップの業績評価や幹部候補育成に関する業務、海外での内部統制やコンプライアンスの強化なども行っています。
- Question.2
- 具体的な仕事内容について教えてください。
- 私が担当しているのは「中期経営計画、予算編成」「月次予算統制」「新商品提案、商標付与」の3分野です。「中期経営計画、予算編成」では、毎年6月くらいから準備をして9月10月の中計予算会議で今後の経営計画の討議、承認を得ます。「月次予算統制」は、予算会議で策定された来年度計画と月次実績の分析をして取締役会で経営陣への報告を行います。また、「新商品提案、商標付与」では、グループ会社から提出される新商品提案について販売計画や市場性などをグループ会社と一緒にまとめて技術部門に開発リクエストをします。また、近年はOEM供給が増えているので、そうした製品が「ペンギンマーク」を付与するに値するか、各国の規制をクリアしているかなどを品質保証と一緒に確認しています。
- Question.3
- ホシザキでのやりがいは?
- 私の仕事は、現地グループ会社と日本の経営陣の架け橋的な役割を担っています。このため、現地に日本の方針や経営陣の思いを正確に伝えるとともに、現地のグループ会社が日々取り組んでいる活動を日本の人たちに理解してもらえるよう、分かりやすいレポートを作成するためのナビゲートなどをしています。現地の活動を正確に把握するには、出張して製造現場やマーケットを自分の目でみるほか、事業全般にわたる幅広い知識を身につけて自分のレベルを上げていかないと現地の社長と対等な議論ができません、そうした活動を通して、現地の幹部との信頼関係が築けたときや感謝の言葉をいただくときにやりがいを感じます。
- Question.4
- 成長のステップ、今後の目標は?
- 海外事業部門の仕事は海外に関わるさまざまな部署と連携するなど業務範囲がとても広いので、できるだけ選り好みせず自分の守備範囲を広げるように心がけています。また、すべての分野でエキスパートになるのは難しいですが、最低2つくらいは誰にも負けない得意分野を作りたいと思っています。
- これまでの仕事で最も印象に残っているのは、ドイツ、イタリア、ブラジルなど世界各国へ出張して製氷機や冷蔵庫の市場調査を行い、今後の戦略的なアクションの立案に携わったことです。各国ディーラーでの情報収集では、実際に現場の空気にふれることで臨場感のある市場調査ができました。集めた情報をもとに現地のグループ会社とともに拡販のための具体策を検討していきましたが、やりとげたときは大きな達成感がありました。
- 当社製品のユーザーは、
レストランなどの飲食業界の方も多いため、
業務を通じて世界各国の食文化に触れることが
できるのも好きなところです。