Think Kitchen
Think the Earth
ホシザキは、経済成長著しい中国に進出を決定。2006年、蘇州市に星崎電機(蘇州)有限公司を設立しました。中国で製氷機や業務用冷蔵庫などの厨房機器生産をスタートし、米国・ヨーロッパを中心に輸出を開始。将来的には、この地を拠点として中国でのシェア獲得をめざします。中国では、北京オリンピックや上海万博を契機に外食産業の伸展も見込まれ、今後大きなマーケットとして期待されています。
2006年、ホシザキは業務用冷蔵庫では初めてとなる「省エネルギーセンター会長賞」(財団法人省エネルギーセンター)を受賞。インバーター制御を導入し、省エネに貢献したことが評価されました。1947年の創業以来、「オリジナル製品を持たない企業に飛躍はない」をモットーに、ものづくりの可能性に挑戦しつづけてきたホシザキ。世界市場で活躍する製氷機をはじめ、多彩な厨房機器の領域で、その独自の技術力と創造力は世界で広く知られています。
ホシザキは、2006年、米国テキサス州の飲料ディスペンサーメーカーであるLANCER CORPORATIONを買収し、より一層の海外強化をめざします。現在、ホシザキ製品は世界60カ国以上で使用されており、全自動製氷機では世界No.1のシェア(25%)(2008年)を占めています。つまり、地球上で使われている製氷機の4台に1台はホシザキ製。いつの時代も、未来を担う新製品の開発を進め、「変化は進歩」を合い言葉に、新しいフィールドと夢の製品を作り続けています。
2ひきの「ゆるキャラ」ペンギンには、社内公募を通じて「キューブとチップ」という名前がつけられました。「ハロハロとペンペン」や、「ピカリとキラリ」などの候補を押しのけて、多数決で選ばれたのです。キューブは「キューブアイス」、チップは「チップアイス」、それぞれ氷の種類にちなんで名づけられたもの。以来キューブとチップはホシザキのマスコットとして広報・販促・展示会…いろいろな場面で、文字通りホシザキの顔として活躍しています。
2008年10月、東京証券取引所2階のボードに「祝 市場第一部上場 ホシザキ電機株式会社」の文字がおどりました。社会に広く認められる企業としてホシザキはこの日あらたなスタートを切ることになりました。今後のホシザキの成長のために透明性のある経営を実現し、社会から認められるパブリック・カンパニーとなるよう、ホシザキ・グループ全社員があらためて責任と自覚を持ちながら行動していく、そんな機会にもなったのです。
2013年、病院などで使われる医療用器具の洗浄器「ウォッシャーディスインフェクター」が発売されました。長年磨かれたホシザキの洗浄技術が医療分野へ応用されたのです。また、衛生管理でつちかわれた「電解水」の技術も、「電解水フラワーショーケース」として花卉分野での生花管理に利用されています。