お客様の災害復旧・復興支援
当社の国内販売会社では、台風や地震など大規模な自然災害で被災されたお客様に対して、復旧支援のために全国各地の販売会社からサービススタッフを派遣しています。災害後、被災地を担当する販売会社に全国各地のスタッフが速やかに合流し、当社製品の修理作業とともに店舗の片付けなどのボランティア活動をおこなっています。
2018年6月~7月に西日本で発生した集中豪雨では、全国の国内販売会社10社からスタッフが応援にかけつけ、被災されたお客様修理依頼や店舗の復旧を支援しました。また、2019年9月に千葉県を襲った台風15号では、千葉県の製品販売・保守サービスを担当するホシザキ関東のみでなく、首都圏グループ各社からのスタッフの応援を得て、お客様の復旧を支援しました。また、復旧のための人的サポートに加え、復興に向けた製品貸与や物資の支援、寄付などもおこなっています。
2021年2月福島沖地震の発災に際しては、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けて、遠隔地からのスタッフ派遣は控えましたが、被災地を管轄する販売会社内での被害が少ない地域からスタッフを派遣し、顧客の復旧支援に努めました。
ホシザキグリーン財団
公益財団法人ホシザキグリーン財団は創業者・坂本薫俊のふるさとの自然に対する強い思いから、1990年に設立※され、野生動物の保護繁殖と人と自然の調和した自然環境の保全に寄与することを目的としています。宍道湖畔にある「宍道湖グリーンパーク」や、雲南市にある「ふるさと尺の内公園」の整備、島根県立宍道湖自然館の運営などに取り組むことで、野生動物の保護繁殖のための調査研究や環境整備、活動の情報配信を通じた自然保護の重要性の啓発をおこなっています。当社は、同財団の活動を応援するとともに、活動に参加することで得た知識やノウハウを活かして、工場敷地内や地域の自然環境整備などを推進しています。
※設立者である故・坂本薫俊から遺贈されたホシザキ株と、現会長(現財団理事長)坂本精志夫妻から寄与された坂本ドネイション・ファウンデイション株式が基本財産。
ホシザキグリーン財団
ホシザキチャリティクラブ
ホシザキチャリティクラブは、会員の給与および賞与の100円未満を拠出し、社会福祉や自然環境保護、災害復興などの支援団体に寄付をおこなっています。
2023年12月現在、国内グループ会社の社員の約7割が会員となっています。
グループ各社の社員が持ち回りで運営委員を務め、寄付先を選定しており、障がい者支援、児童教育支援、自然災害支援などの団体に支援金を寄付しております。
当クラブの支援活動を通じ、自主的な社会貢献活動へ関心を高めていただく機会としています。
地域社会の振興支援
ホシザキは、地域振興を目的とした「支援金の寄付」、「自社製品の寄贈」、「ボランティア活動」等を通じて、地域振興・地域活性化となる新たな事業や活動に対しての支援を、幅広く積極的に取り組んでいます。主な取り組みは以下のとおりです。
児童・生徒等の教育支援
工場が立地する自治体の児童・生徒等の成長につながる教育事業等に寄付金等の支援を行っております。 また、自社製品の製氷機を寄贈し、夏場の熱中症対策にお役立てていただいております。
障がい者の自立支援
地域の障がい者の自立支援活動を行う非営利法人が主催する「パンの出張販売」の受け入れや自社製品の寄贈を通じて、障がい者就労に必要な環境づくりに貢献しております。
清掃美化活動
毎年、工場(雲南市)近くの湖岸(さくらおろち湖)の清掃活動に参加しております。工場で使用する軽トラックや芝刈り機なども合せて提供し、湖の環境美化に貢献しております。
地域・社員との交流
当社は、小中高の学校や団体からの工場見学を受け入れています。地域の皆様に製品を作る工程や社員の姿から「働くことの大切さ」、「ものづくりの面白さ」を感じていただくことで、教育への貢献ができればと考えております。2023年は3校の工場見学を受け入れました。
また、上記取り組み以外に、社員の家族を対象に「ホシザキファミリーデー」を開催しております。工場見学やホシザキグリーン財団による環境保全活動の説明などのプログラムを用意し、当社の事業に対する理解を深めていただいています。
スペシャルオリンピックスの支援
スペシャルオリンピックス(SO)は、知的障がいのある人たちにさまざまなスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を提供している国際的なスポーツ組織です。当社は寄付活動を通じてSOを応援しており、愛知県や島根県においても認知度が高まっています。